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アメリカ留学で専攻選びに迷ったらビジネスを選ぶべき理由

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アメリカの大学は、日本の大学と違って入学前に専攻を決める必要はありません。ですが、入学前の手続きの際に、取りたい専攻を選ぶことがあるので、大まかに自分が学びたいことを決めておいた方が後々いいと思います。

Kana
Kana

日本の大学でも専攻を選ぶのってやっぱり難しいと思います。習ったこともないのに学びたいものを決めるのってやっぱり自分が何が勉強したいのかわからない場合は悩むと思います。今回は、マーケティング専攻である私がビジネス専攻がおすすめな理由を紹介していきます。専攻を選ぶ参考になれば嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 この記事はアメリカの大学に留学しようとしていて、専攻を迷っている方に向けて書いています。

入学する前にあまり専攻について考えなくてもいい

アメリカの大学では、学校によりますが、1つの大学の中に様々な専攻があります。私の通っているリンデンウッド大学には、ビジネスの他にダンス、シネマアート、サイエンス、コンピューターサイエンスなどがあり、例えばビジネスでも、ファッションデザインビジネスファッションビジネスのように細かく分かれています。

私がアメリカ留学を選んだ理由の一つとして、学びたいことをしっかりと探したいという思いがありました。日本の大学は、入学前に専攻を決めなければいけない上に、入学してから専攻を変更するということは珍しいと思います。

それに比べてアメリカの大学は、一つの大学に様々な分野がある上、途中で専攻を変えることは珍しくありません。また、ダブルメジャーと言って専攻を2つ持つことができたり、副専攻を3つ持っている人もいたりします。

日本の大学のように単位を落としたら留年という概念がないので、卒業が少し遅れても学びたい授業を取る人も多いです。

なぜ私がマーケティングを専攻にしたのか

私がマーケティングを専攻として選んだ理由は2つあります。

  1. 売り方で同じものでも売れ方が違うということに興味を持ったから
  2. 会計や金融のように計算をあまり使わないから

1番はアプリででものを売った際に同じような商品がたくさんあるのに特定の販売者の商品が売れる理由について疑問を持ったからです。

2番は単純に数学が苦手であまり計算しないような専攻にしたかったからです。

専攻を決めた時は実際にマーケティングの中身を知らなかったので、学んでみて全然知らなかったことばかりでしたがマーケティングを選んで良かったと思います。

実際に心理学や文学などビジネス以外の授業も取らなければいけなかったのでさまざまな教科の基礎を学んだ上で、専攻を迷っている方にビジネスをおすすめします。

ビジネス選考がおすすめな理由

理由1. 幅広く学べる

ビジネス専攻と言っても、会計(アカウンティング)マーケティングインターナショナルビジネスマネイジメント経済学など様々な専攻がありどれを選べばいいのかわからないと思います。

特に何を選ぶか決めてないという場合は、インターナショナルビジネスビジネスアドミニストレーションという専攻を選んでいる人が多いです。理由は、基本的にビジネスの専攻なら、例えばマーケティング専攻に決めたとしても、会計やインターナショナルビジネスの授業を取らなければいけません。

どんなにマーケティングに興味があってマーケティングがを学びたい!!って思っていても、会計や経済学などのクラスは必ず取ることになります*私の大学での制度なので他の大学は異なる場合もあります。

ビジネスの必須科目を取っていく中で、何が学びたいのかを探していくのもいいと思います。

私の友達でも、マスコミ(Mass Communication)の専攻で、副専攻でデジタルマーケティングを取っている子がいます。

また、マーケティング専攻からデジタルマーケティングに専攻を変えたりしている人もいます。

ビジネスのクラスは基本的に必須科目が同じなので、例えばマーケティング専攻からマネイジメントに変えたいという場合でも被っている部分があるので新しく取らないといけない授業は少なくできると思います。

私は起業に興味があり、起業を副専攻として取っています。マーケティング専攻ですでにビジネスの授業を取っていたので、起業の副専攻で取らないといけない授業は4つのみでプラスビジネスの知識が使えるのでいいなと思いました。

理由1. 一般的な知識が身に付く

ビジネスのクラスを取っていると、これでもかというぐらいのケーススタディの課題があります。一つ一つの授業からは2つ程度ですが、5クラス全てビジネスのクラスだと場合によっては週に5個ぐらいケーススタディの課題をしないといけないこともあります。

ケーススタディとは、ビジネスでのある状況のストーリーなどを用意され、そこにどういう点が問題なのかやこのストーリーの問題点はマネイジメントの授業で習ったどのコンセプトに当てはまるか、というような問題に自分の考えや調べたことをもとに書いていくという課題です。

なぜ一般的な知識が身につくのかというと、私はマーケティング専攻でマーケティングの知識に関するケーススタディをいくつか行ってきました。

マーケティングはマネイジメントよりも日常の内容に近いもので、例えばある有名なヨーグルトについての記事があり、その会社がもっと売り上げを上げるにはどう改善したら良いかや、なぜその商品は他の会社の製品より売れるのかという問題でした。

このケーススタディに答えるためには、自分でその製品について調べる必要があります。その過程の中で、日常的に見ている製品について深く知ることができます。

また、スポーツに興味がなくても、ケーススタディがスポーツについての内容だったら調べないと書くことができません。そうやって、日常生活で見ているものを奥まで知るきっかけになるので面白いなと思います。

また、マーケティングやその他のビジネスクラスで使われる英語は基本的に日常会話で使われる単語がほとんどです。そのため、文学やサイエンスなどと比べると単語を覚える面では楽だと思います。

おすすめ授業〜デジタルマーケティング〜

Pixabay License

私がこれまで学んだ教科の中でデジタルマーケティングの授業が一番面白いなと思いました。デジタルマーケティングで学んだことは主に3つで

です。

デジタルメディアマーケティングはどの専攻の人にもぜひ取ってほしいなと思う授業です。もし留学先の大学にデジタルマーケティングの授業があったらぜひ取ってみてください!!

1. アルゴリズムについて

Pixabay License

ソーシャルメディアで、自分が好きなものを長期にわたっていいねをしていくと、おすすめのページに自分が興味のあるものが表示されるようになります。また、それに関連した写真や動画が調べてなくても広告などで突然現れることがあると思います。

これはアルゴリズムが関連していて、ユーザーがどんなものに興味があるかを知るために使われています。

ユーザーが調べたものを記録してランダムに広告で表示させることはユーザーにとっては少し怖いかもしれませんが、マーケターの観点から見ると効果的な戦略だと思います。

この内容についてはNetflixのSocial Dilenmaというドキュメンタリー映画で学ぶことができます。

2. インフルエンサーマーケティングについて

インフルエンサーマーケティングについてでは、自分がマーケターとして商品を売りたい際、インフルエンサーを使用することでより効果的に商品を売ることができるということを学びました。

これは特定のアイドルが特定のブランドの靴や洋服を着用していたらファンの人たちは全く同じものを購入しようとするのと同じです。

ここでは、Fake Famousというドキュメンタリー映画でインフルエンサーマーケティングについて実際にインフルエンサーはどのようにフォロワーを集めているのかについて学びました。

様々な有名なブランドのインスタグラムを見ると、インフルエンサーがその製品を着用している写真が投稿されていたりします。

Fake Famous はHBOで見ることができます。

3. ソーシャルメディアでの宣伝が与える影響力について

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ソーシャルメディアでの宣伝が与える影響力についてでは、Fyreという映画を見ました。これは実際に起きたストーリーで、Fyreという会社がバハマのビーチで盛大なパーティーイベントを開こうとします。

ですが、パーティーの準備を始める前にモデルなどを使用してパーティーの宣伝をしてチケットを売ってしまいました。

実際にバハマのビーチでパーティーを開催させるのは難しく、宣伝内容と本物が違いすぎて失敗に終わってしまったという話です。

この映画は製品を売る際に、実物が想像できるような情報を提供することがどれだけ大切なのかを学ぶきっかけになります。

まとめ

ビジネス専攻のメリットは、

  • 現在の社会で起きている出来事を知るきっかけになる
  • ビジネスを始めたいと思った時にビジネスの専攻で学んだことが活かせる

です。

大学に入学する前に、自分がやりたいことを本格的に決めるのは難しいと思います。アメリカの大学では違う専攻に変えたいと思った時点で変えることができるので、興味がある専攻を選んで学びたいものを学ぶべきだと思います。

でも、もし専攻何がいいかわからないっていう方は、ビジネスの専攻の中から興味があるものを選んで学んでみて、自分に合ってるか会ってないかを決めるといいと思います。

 

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