アメリカの大学の授業〜起業の授業でどんなことを学ぶのか

スポンサーリンク
授業(Classes)
Haruhi
Haruhi

アメリカって起業する人が多いって聞くけど大学の授業ではどんなことを学ぶんだろう?

Kana
Kana

起業の授業では企業するために必要な基本知識を学ぶことができるよ!この記事で具体的に紹介していくね。

アメリカの大学では専攻と副専攻を選ぶことができます。自分の専攻に限らず、どんな科目でも副専攻にすることができます。

私はマーケティングを専攻していて、副専攻として起業(Entrepreneur studies)を取っています。

マーケティング専攻でアカウンティングやマネイジメントなど他のビジネスの授業を取っていたので、起業の授業で他のクラスで習った内容を活用することができました。

この記事では、大学で取った起業の授業の内容について紹介していきます。

大学の授業には、全ての授業に数字がついていて、最初の数字が1−4まであります。数字が大きくなればなるほどクラスの内容は難しくなります。

私の大学では、起業のクラスは3と4から始まるクラスしかないので、ビジネスの知識があった方が学びやすいなと思いました。

スポンサーリンク

起業の授業とは

私は副専攻として企業の授業を取ったので、合計で4クラスのみ取得する必要がありました。

専攻として起業の授業を取る場合は、取らなければならないクラス数は上がります。企業の授業では、どのようにビジネスを始めるのか、ビジネスを始める上でどのような知識が必要なのかなどについて勉強しました。

起業の授業で取り組んだこと

企業の授業で主に活動したことは、自分が興味があるビジネスのプランを立てることです。私はwebデザインカンパニーを架空のビジネスとして作り、ビジネスブランを作りました。この記事では、4つの授業で行ったことについて紹介します。

WEbデザインカンパニーにした理由は、Webデザインに興味があったのと、材料費など、コーヒーショップと比べて考慮しなければいけないものが少ないので、初めてビジネスプランを立てるのにちょうどいいと思ったからです。

アカウンティングの知識が大事?!

教授が用意してくれたエクセルシートの一部

私が企業の授業で一番使った知識はアカウンティング(会計)の知識です。ビジネスプランを立てる上で、最初にどれぐらいの資金が必要なのか、何にどれぐらいの費用がかかるのかなどを全て調べなければいけませんでした。

例えば、ビジネスを始めるときの保険料、オフィスを立てるための資金、製品を作るためにかかかる材料費、どれぐらいの人を雇って、どれぐらいの給料を出すのかなどのプランを立てました。

教授が用意してくれた、計算式が元々入っているエクセルのシートに数字を入れていって、トータルでどれぐらい利益が出るのか、どれぐらいのお金を借りなければいけないのかについて考慮しました。

私はアカウンティングが苦手だったので、色々な細かい費用をエクセルに入れていくのに苦戦しましたが、実際にアカウンティングの知識を活用してみたことで、より深くアカウンティングの知識を得ることができました。

また、アカウンティンの重要さについても学びました。

シミュレーションで起業を体験

3つ目の授業では、教授が用意したシミュレーションのウェブサイトを使って、ビジネスプランを立てることで、ビジネスを始めることがどういうことなのかについて学びました。

このシミュレーションでは、全ての生徒が個々にコーヒーショップを持ち、ロゴと名前を決めました。

私が考えたコーヒーショップの名前はMe &Beansです。このロゴはCanvaで作りました。

このウェブサイトで、次の週にどれぐらいのコーヒー豆やカップを買って、どれぐらい売るか、どれぐらいの人数の働く人が必要かを数字で入力していきます。次の週になると、その決めた内容によって、利益が出たりロスが出たりします。

このシミュレーションでは、雇う人数給料カップやコーヒー豆をどれぐらい購入するかなどといった基本的なことしか決めることができません。あとは、週に1回選択形式の質問があり、その選んだ答えによっても売り上げが変わります。

最後の週の利益の数字によってこの課題の評価がつけられるので、どうしたら利益をより出すことができるのかを色々な情報から分析しました。

分析したことは、Break-Evenといって、損益が0の部分を大体で計算しました。

Check

損益が0というのは、ある一定の額を売ると、売り上げと支出がちょうど重なって、利益もでないが、損失もない状態になります。その金額を大体で計算して、それ以上に売り上げが出るようにシミュレーションで数字を入れていました。

このシミュレーションでは、クラスメイトの結果も見ることができました。なので、毎週自分がクラスメイトと比べてどの位置にいるのか比べながら取り組んでいました。

Case Study(ケーススタディ)

ケーススタディとは、記事を読んで、その記事についての問題点や改善点などを考える課題です。特に、マネイジメントとマーケティングのクラスではケーススタディの課題がよく出されます。

この授業のケーススタディでは、実際に起業した方の経験談を読み、どのように改善できたか、自分だったらどのようにその問題に対処するかをワードファイルにまとめて提出しました。

この授業で学んだことは、起業するためにはリスクを背負わなければならないこと、会計、金融など、ただ起業したいという意思だけではなく、お金のやりとりがすごく重要であることを主に学びました。

起業するのに一番重要なことは、成功するという強い意思と、ビジョンを持つことです。私が読んだ記事では、起業して利益が出ている人は失敗しても諦めないでさまざまな方向から問題点の解決策を見出していました。

ケーススタディに取り組むメリット

ケーススタディの利点は、実際に起業した人がどんなことを考慮したのかについて学べることです。例えば、起業をする際に、どのようにして資金を借りるのかということはすごく重要になります。このケーススタディでは、Investors(投資家)からお金を借りる、クラウドファンディングをして資金を調達することについて説明してありました。

ケーススタディの問題に答えるためには、

  • Investorsからお金を借りることのメリットとデメリット
  • クラウドファンディングがどのようなものなのか

を調べなければいけませんでした。すごく時間のかかる宿題でしたが、文章を読む力、ビジネスの単語や意味をより深く学ぶことができたので良い授業だと思いました。

プレゼンテーション

起業の授業で作ったプレゼンの一部

最後の課題として、自分の作った企業のプレゼンテーションがありました。このプレゼンテーションでは、どういう会社で、ターゲットはどのような顧客なのか、自分が決めた売り上げから支出を引いて、どれぐらいの利益が出るのかなどについて説明しました。

また、大まかなマイルストーン(目標)を立てて、いつまでにどのようなゴールを達成したいのかを決めました。あとは、どういう企業が自分の競合企業になるのか、それらの企業の対抗するための戦略は何かについても説明しました。

このプレゼンテーションはパワーポイント13スライドで20分話すことが必須だったので大変でしたが、1から起業するまでの過程を体験することができたので、将来起業したいなと思った時に少しでも役立てることができるのかなと思いました。

まとめ

起業に興味がある方はぜひEntrepreneurのクラスをとってみるとより深く起業について学ぶことができます。もしアメリカでビジネスの授業を専攻として取ろうかなと思っている方は起業のクラスはプラスになると思います。大学によって授業の内容は違うので、今回紹介した内容は参考にしていただけると嬉しいです。

タイトル
  • ビジネスプランを1から立てる
  • アカウンティングの知識をかなり使う
  • ビジネスの授業を取ったことがあると知識を応用できる
  • 実際にシミュレーションなどで数字を入れてビジネスを運営する練習をすることが大事
  • ケーススタディはビジネスを始めるためのさまざまな知識を身につけることができる

コメント

Verified by MonsterInsights
タイトルとURLをコピーしました