よくアメリカの映画やドラマで成績について抗議している生徒を見るけどあれって本当なのかな。。
アメリカでは成績について疑問を持った場合、先生や教授に質問する人が多いよ。大学でも、みんなAの成績を目標にしている生徒が多いから、課題で低い成績をもらった時にはその理由を直接聞いたりメールで聞いたりすることが多いよ。
日本とアメリカの文化の違うところは、自分の考えや思ったことを積極的に主張するかしないかです。アメリカ留学を通して、相手の意見に合わせるだけではなく、自分の意見を主張することで、得したり深い関係を築いたりすることができます。大学の授業でも、文章の内容についての自分の考えを発言する場面が多いです。
成績や宿題について疑問があったら積極的に質問するべき
アメリカに留学する前は、成績について先生と議論しようなんてことを考えたことがありませんでした。なぜなら、決まった成績を変えることは不可能だと思っていたからです。
高校や中学の成績で、何でこんなに頑張ったのにこの評価なんだろう、と思ったことは何度もありましたが、しょうがないという形で受け入れていました。
ですが、アメリカの大学に行って、成績に納得できない場合は教授に相談することで成績がBからAに変わることがあるといことを学びました。
最終評価がBからAに変わった!!
アメリカでは、多くの生徒がクラスでAを取ることを目標にしていて、中にはA以外を一回しか取ったことがないという人もいます。私はビジネスの授業で、最後の課題が評価されるまでA(95%ぐらい)でした。なので、絶対このクラスでA取れるだろうと思っていたのですが、最終課題で70%の評価をもらい、成績が一気に89.63%まで下がりました。
もしこの成績が85%ぐらいだったら諦めていたと思います。しかし、90%からがAなので、あと0.4%足りなかっただけでBを取りたくないと思い、教授にメールしました。メールした内容は、My grade is 89.63%, so is there any chance to get 1 point? と単純に、私の成績が89.63%なので、1ポイントもらえませんか?とメールしました。
春休み中で急いでいたので簡潔にメールしました。帰ってきたメールには、今のグレードが最終のグレードだから変えることができないと書いてありましたが、その10分後ぐらいに、1ポイント追加されて、ピッタリ90%(A)にしてくれました!!
他の生徒で私と同じように成績がギリギリでBになってしまった人にもAになるようにポイントを追加してくれていました。私は成績について主張するのが初めてだったので、ダメもとでメールしましたが、実際にAにしてくれたので、やっぱり言ってみるものだなと思いました。
もし言ってなかったらBのままだったかもしれなかったので、思っていることは主張した方が得すると思います。
バイト先でも疑問に思ったことは聞くべき
キャンパスのカフェテリアで働いていて、自分のシフトがカットされている時がたまにありました。そういう時に、何でカットされているのかやできるだけカットしないで欲しいなど、自分の気持ちをはっきりと言うことで、マネージャーの人もできるだけシフトに入れるようにしようとなります。
言わなくてもやってくれるかなという考えはアメリカでは持たない方がいいです。基本的に、1回伝えただけだと伝わらないことが多くて、何回も言ってやっと伝わることもあります。大学にメールするときも、人によってはすぐに返信が返ってこないことが多く、そういう時は何度もメールを送ります。
例えば教授にメールしたのに全然教授がメールを見ない人で返信が返ってこない時に、友達は電話したり電話番号からテキストメッセージで送ったりしていました。
学生の反対運動がすごい
アメリカの大学で、大学が決めた保険会社に加入することを義務付けている大学がかなりあって、留学生で日本からの保険に入っていたとしても、追加で大学の保険に入らなければいけないと言う制度があります。
私の大学でその制度が導入されるとなったとき、すごい批判がありました。生徒の誰かが特定のフォームを作って、その制度に賛成か反対かを回答する運動がありました。その結果、その保険会社に自分の持っている保険を提出して認められれば学校の保険を払わなくてもいいという形に変わりました。
学校の制度に対しても、「まあ学校が決めたことだから」で終わるのではなく、その制度に批判できるところがアメリカだなと常に感じます。
お店などでも、例えばドライブスルーのみって書いてある時に歩いて直接買いたいってお願いしたらしょうがないからいいよって言ってくれたりします。時間帯にもよりますが…
まとめ
- アメリカに留学する時に、疑問に思ったことは受け入れるのではなく質問していくことが大事
- 納得できないことがあったら自分の意見を主張する。
常に自分の主張が通るわけではないですが、言ってみることで許可されることもあります。特に留学している中で成績や宿題について質問や期限を伸ばしてほしいなど教授とのやりとりは欠かせません。自分が疑問に思っていることはすぐに聞いたほうが得することもあります。
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