ESLとは
ESLとは、English as a Second Languageの略で、英語がネイティブではない方を対象とした語学プログラムです。私の通っているリンデンウッド大学には2020年の春学期までESLプログラムがありました。現在は何かの事情で廃止されています。
私がESLにいた時、私の他に日本人、韓国人、フランス人、ポーランド人がESLプログラムを受けていました。
ESLは高校みたいな感じで毎日同じクラスメイトと一緒に勉強するという形でした!なので、いろんな国の友達と濃い時間を過ごすことができて、今も仲良い子がたくさんいます。
みんな英語を学びにきていて、間違えたりするのが当たり前の環境だったので、英語を話している際に間違えたらどうしようという不安はなかったです。
ESLでの1日の流れ
私は英語力が大学の基準のレベルに到達していなかったので、ESLというプログラムで英語力を伸ばしました。
ESLで経験した英語力アップの方法は次の投稿で書きますが、こちらの投稿ではESLでどんなことをしたのかについて書いていきたいと思います!
ESLでの授業は、リスニング、リーディング、ライティングと3つの授業があり、月曜日から木曜日まで朝9:00~15時まで授業がありました。毎週金曜日は、TOEFL ITPという正規留学生になるためのテストについての説明、TOEFLの練習テストか面談がありました。
スケジュールはこんな感じです↓
ESL スケジュール
- 9:00から10:15分まで文法の授業→中学校から高校までに習った範囲の文法を全て英語で学ぶ
- 10:30から11:45分までのリスニングの授業→リスニングの練習やプレゼンテーションを行う
- 11:45分から1:00まで昼休憩
- 13:00から15:30までリーディングの授業→読む力をつけるために教科書の物語などを中心に読む
文法の授業はほとんど中学から高校までの中で習ったものを英語でもう一度勉強します。最初は英語のみの授業に慣れていなかったので、聞き取るのがすごく大変だったのを覚えてます。
プレゼンテーションが多い
ESLではプレゼンテーションが2週間に1回のペースであるので、プレゼンテーションが終わったらすぐ次のプレゼンのことについて考えなければいけませんでした。
ESLで勉強するまでプレゼンテーションをそんなにやったことがなかったので最初は大変でしたが、やっていくうちに慣れていきました。
そして授業の後は毎日何をするかというと。。。。
勉強です!
授業が終わったらすぐ友達と図書館に行って宿題とTOEFLの勉強をしていました!!
毎週3つの全ての授業からエッセイなどの宿題がある上に、毎日教科書の宿題もあり、それプラスでTOEFLの勉強もあったので今までの人生でこんなに勉強したことがないくらい勉強してました。
英語力を早く上げるコツ
最初のTOEFL ITPのテストでは400点ぐらいでした。
でも大学に入学するには500点必要だったので、毎日必死で英語の勉強に励みました。TOEFLで100点以上げるかなりきついです🥲
英語力を早く上げるコツは主に以下の3つです。
1. 文法を英語で勉強&聞く時間を作る
TOEFL ITPの教材を友達に借りて毎日授業が終わった後はひたすら問題を解きました。勉強方法についてはこれからの投稿で載せていきますが、特にネットフリックスを英語と英語字幕で見て単語力を上げてました!
夜寝る前の30分-1時間程度毎日ネットフリックスを集中して見るようにしていました。
特に文法は英語を理解する上ですごく重要なので、TOEFL ITPの文法問題やTOEICの文法の問題などを何度も解いて解説を読んで理解することによって文法への理解度が上がり、英語を話す時も文法を意識して話すことができるようになります。
2. できるだけ英語を話す環境にいるようにする
どんなに独学で勉強しても実際に英語を使わないとスピーキング力は上がらないので、外国の友達を作ってできるだけ英語を話す生活をするようにすることで、英語力がどんどん伸びていくと思います。
最近は留学ブームなので、アメリカの大学に留学している日本人はあまり珍しくないと思います。私の大学も少なくとも10人は日本人がいると思います。
やっぱり慣れない環境で日本語を話すのは英語を使うよりも楽だと思います。ですが、本気で英語力を伸ばすにはやっぱり日常的に友達と英語で話すことが1番だと思います。
ルームメイトといっぱい話そう
私はESLの時、たまたまルームメイトも同じESLで勉強している子だったので、毎日その子と昼ご飯と夜ご飯を食べてました。お互いESLで英語を勉強していて英語の難しさを知っていたので、その子と話す時はミスなどを気にせずに話すことができました。
私はESLの時に毎日ルームメイトと英語で話すことができたおかげで英語力がすごく伸びたと思います。
後は毎週1回ずボランティアの方の家に他の国の友達と集まるイベントがあり、日本人は私1人しか参加していませんでしたが、会話力あげるために必ず参加していました!
Point
大学のイベントには積極的に参加して英語を話す環境をできるだけ多く作るようにしよう!
3. 授業はなるべく前の方に座る
ESLの時、毎日心掛けていたことは授業では毎回1番前の席に座って誰よりも発言することです!先生がすごく優しくて、教え方も丁寧で、今でもあの時の授業楽しかったな〜ってたまに思い出してます。笑
前の方に座ることのメリットは
Point
- あまり大きい声を出さなくても先生に聞き取ってもらえる→英語のスピーキングに自信がなくても教授だけに聞こえるぐらいで聞き取ってもらえるので発言しやすい
- 前に座ることで後ろが見えないので周りを気にしないで発言できる
- モニターが見やすく、授業に集中しやすい
留学してみて
留学したら英語に触れる時間も多いし簡単に英語話せるようになると思いがちですが、実際そこでどれだけ努力するかが大事だなと思います。
やっぱり英語圏にいても積極的に英語で会話していかないとスピーキング力は身に付かないので慣れるまではすごく大変です。特に言語は、単語をひたすら覚えてもすぐに英語力が上がったという実感を持てないことが1番苦しいと思います。
私の場合は大学に来て3ヶ月経ったころに英語力が上がっていることに実感しました。それまでは全然英語力が上がっている実感がなかったので、自分がやっていることが正しいのかわからなくて諦めかけそうになった時もありました。
授業のレベルがどんんどん上がってくると自分以外の生徒みんなアメリカ人で友達作るのもやっぱり海外から来てる子達との方が作りやすいです。もし留学しようかなって思っている方は、留学先の大学の英語の授業で最初から積極的に友達を作るのをお勧めします!
留学先で英語力UPのためにやって欲しいこと
- 時間がある時はNetflixを見る
- 友達を作る(最初は留学生がおすすめ)
- 英語の授業は前の方に座って積極的に発言する
- できるだけ英語だけを話す環境を作る
ESLで勉強して、2020年の春にTOEFLのテストを受けた時、530点を取得することに達成しました!!高校時代から英語力ってそんな簡単に上がらないって思ってたので、500点を超えてアメリカの大学に入学できたことが本当に嬉しかったです!
2年経った現在、TOEICで800点以上取得することができて、3年前の私と比べたら、ここまで英語力をあげることができたことにびっくりしています。留学していなかったら、ここまで来れてなかったと思うので留学してよかったなって心から思います!
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