アメリカで仕事を探すときに履歴書って必要だけど、日本とは全然違うのかな?写真が必要ないって本当??
アメリカの履歴書は日本とは大きく違って、必要ない情報がたくさんあるよ!今回はアメリカと日本の履歴書の違いについて紹介していくね♪
アメリカでインターンや仕事を探す際に必要不可欠なのが履歴書です。アメリカではレジュメと言って、1-2ページ程度に職歴を記入し、提出します。企業が求めているスキルにマッチすると企業から次のステップに関する情報がメールで来ます。
日本の履歴書とは大きく異なるので書き方や必要な情報とそうでない情報などについて紹介していきます!
📄アメリカの履歴書に写真はいらない??
アメリカで履歴書を作る際、写真は必要ありません。逆に載せないでください!
大学の教授も、写真を要求してきたらその会社はやめた方がいいと言っていました。
また、面接でも出身地や国籍に関する質問はしてはいけないことになっています。そういった情報で判断することを防ぐためです。ただ、アメリカでは仕事探しの際にLinkedInというプラットフォームを使用します。
LinkedInはさまざまな企業で働いている人と繋がりを作ることができるプラットフォームです。基本的に仕事への応募はLinkedInからレジュメや基本情報などを入力して行いますが、LinkedInのアカウントを作成後、フォーマルな写真を載せるのが一般的で、仕事への応募時にLinkedInのURLを記載する部分があります。
必須ではないですが、そのプロフィールを参考に判断する場合もあるので、写真は見られます。ですが、基本的に経歴を重視して判断されます。
🏡個人情報は連絡先と住所のみ!!
個人情報に年齢、生年月日は記入しなくていいです。アメリカには一斉採用というシステムがないので、もちろん新卒採用という概念もありません。
大学を卒業して仕事を始めるタイミングは人それぞれです。様々な国からアメリカに来ている人が多いので、大学からアメリカに来る場合、国によって高校卒業の年は違います。
高校卒業してすぐアメリカの大学に入学するのが18歳の人もいれば16歳の人もいるので、当然卒業する年も違います。
また、アメリカの大学では休学して卒業年度をずらす人も多いので、年齢はあまり関係ないです。
🎓学歴は大学から
日本の履歴書だと学歴は中学から記入しますが、アメリカの履歴書は大学からで問題ないです!大学より前だと専門的なことを学んでいなかったりするのであまりアピール材料になりません。
大学で学んだものや身につけたスキルが卒業後の仕事に役立つことが多いので、大学でのプロジェクトなどもアピール材料になります!
💻スキルはアピールしたもの勝ち!
そのポジションで求められているスキルを書く
アメリカで仕事を探すときには、特定のポジションに応募します。アメリカには総合職というポジションがなく、マーケティング、コンピューターサイエンス、会計など、細かく分かれています。なので、様々な部署がある会社でマーケティングのポジションに人が足りなくなったら、そのポジションにあうスキルを持っている人を探さなければなりません。
ジョブローテーションなどは一般的ではないです。
また、採用を担当している人はそのポジションで必要なスキルの単語やキーワードを使用して候補者を絞ることがあるので、そのポジションでよく使われる単語を把握しておくと良いと思います。
📝レジュメの書き方
例をもとにアメリカでのレジュメの書き方を説明します。
- 写真の①のNameのところに名前を記入します。その下のAddress, Phone Number, Emailの部分に住所、電話番号、メールアドレスを記入します。
- ②のEducationにBachelor’s of ArtかScienceと自分の専攻を書きます。右横の欄には卒業した年と月を記載します。
- ③にはAwards1を取得した賞などを記載します。その下には、自分が所属しているクラブやチームがあれば記載します。
- ④のCourse Experienceには自分の専攻の中で行ったリサーチやプロジェクトなどを書いてアピールしましょう
- ⑤のWork Experienceにはまず働いていたまたは現在働いている会社の名前と横にタイトル(Marketing Assistantなど)を書きます。インターンシップの場合は、タイトル+インターンシップと記載します。右横の欄には働き始めた年と月と最終年月を記入します。*Work Experienceは新しいもの(現在に近い順に書きます。)
- 特別な賞以外にも、写真に書いてあるDean’s Listに載った学期を書くことができます。Dean’s Listとは、学校側が定めた基準(私の大学ではGPA3.5以上)の成績を収めた場合、その学期のDean’s List(学校のホームページから閲覧可能)というリストに名前が載ります。 ↩︎
✍️カバーレターって何??
カバーレターとは、一つ一つの会社に向けて書くもので、なぜその会社を志望するのかを自分のスキルがその会社のポジションにどう活かせるのか交えて書きます。
- 一番右上に名前、住所、電話番号を書きます。
- 左の欄の一番上にはこのカバーレターを書いた日付(月、日、年の順番)を書きます。
- Dear Hiring Team のところは担当者の名前がわかる場合はその方の名前を記入し、わからない場合は写真と同じで大丈夫です。
- 最後は、SincerelyやBest Regardsとかいて、サイン、自分の名前を書きます。
サインはAdobe AcrobatでEサインができるので、手書きでなくても大丈夫です!
✨まとめ
アメリカのレジュメには..
- 写真を添付しなくていい
- 個人情報は電話番号, 住所, メールアドレスのみ
- 学歴は大学から書く
- 職歴は現在に近いものがいちばんうえにくるいうに書く
- 職歴一つ一つにアピールできるポイントを交えて2文程度で説明文を書く
- カバーレターは必須ではないが、あるとより効果的に志望動機やスキルをアピール出来る
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